レポート: Halloween Party2012 〜”Tech” or Treat!!〜その1

Lab-Café ハロウィンパーティ2012

~“Tech” or Treat!!~

日付:2012年10月25日

“Tech” or treat!! −テクノロジーのいたずら−

テクノロジー〔名〕({英}technology )とは文化を生み出す活動、あるいは文化を変化させる活動である。

毎年10月末にLab-Cafeで行われるハロウィンパーティ毎年大反響を呼んでいるこのイベント、今年はLab-Cafe生誕5周年ということもあり、例年とは一味違ったコンテンツがもりだくさんでした!!

今回のテーマは”Tech” or treat!! −テクノロジーのいたずら−ということで、様々なシーンにLab-Cafeの提供するテクノロジーがふんだんに散りばめられていました。

今週はハロウィンパーティーでみんなを楽しませてくれた人たちを紹介していきます!

ライブペイント

Live paintingペインター:勝俣美菜 (Mina Katsumata)

所属:東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻

映像:生永麻衣(Mai Ikinaga)

所属:東京藝術大学美術学部デザイン科

勝俣美菜さんからのメッセージ

”自然の中での人のあり方”をアートを通して探ることが今回のライブペイントのコンセプトです。

私は、箱根出身で生まれたときから自然の多い地域で暮らしてきました。

日々、四季を感じながら生きる。

それだけで本当にすばらしいと感じさせてくれる場所に感謝するようになり、そしてそれはなぜなのか?と自分に問いかけるきっかけにもなりました。

自然はありのままが美しいですが、そのままでは生きていくことが出来ません。しかし、人が手を加えすぎてしまうと、環境破壊につながるだけではなく、単純に世界がつまらなくなってしまうとも感じるのです。

自然には、環境に適応しようとした結果、様々な蝶の文様やダイナミックな木のうねり方、8時間も死んだふりをし続けるむしがいたりと、ちょっと周りを見渡しても、ユーモアや遊び心があると思います。

アマゾンの奥地や深海など、人の手が入らない場所には予想もつかないような刺激的な空間が広がっているに違いありません。

私はペイントで、その自然があたえてくれる高揚感やインスピレーション、何より、生命の”生きたかたち”を描きたいと思いました。

ただ、町並みで一本一本計算して生えている木々が、人と自然のバランスとして正解なのかと疑問を抱きます。

そんなにかしこまって生えていなくてもいいのに!なんて思ったりもします。

お互いにとって、いい距離感をとるためのコミュニケーションは重要です。

ペイントで自然を、映像で人工的な要素を、ライブで感性をぶつけながら表現しましたが、表現者側だけでなく、観て頂いた方々も含め、その場にいた全員の呼吸がペイントしている私には一つの対話のように感じました。

アートを通して何かを共有したり、感じたりすることはとても意味のあることだと思います。

このような機会を頂いたことに深く感謝しております。ありがとうございました。

生永麻衣さんからのメッセージ

”自然と人のあり方”というテーマの下、制作しました。

自然と人の戦い、自然を侵す人工、などという言葉をよく聞きます。

対立するものとして語られることの多い二つの言葉ですが、本当にそうなのでしょうか。

ライブペイントが終盤にいくにつれ、自然を表す絵の具が放つ光と映像の光が混在し、似た定着感を持ってゆきます。

自然と人工の境目とはどこなのか。共存するとはどういうことなのか。

今回のこのテーマとは別に、個人的なテーマとして、メディアをキャンパスのように扱いたいということがありました。

普段、代替品としてしか扱われないディスプレイやプロジェクターですが、もっとそのメディアならではの表現が出来ないのだろうか。例えば、グラフィックデザイナーがイメージを紙に定着させるとき、紙質やインク・プリンターにまでこだわるように、映像でも表現媒体を選択出来ないだろうか。

プロジェクターは、光を発することで何もない壁にイメージを定着することが出来る道具です。

今回、蛍光塗料とプロジェクターでしか出来ない表現が出来たのではないかと思います。

また、このような観客とのコミュニケーションが必要な作品は初めてでしたので、とてもいい経験になりました。

このような実験的な発表の場をいただけて感謝です!ありがとうございました!

Mina kastumata